2016年3月26日土曜日

ありがとうJapan Rail Pass

3月17日から22日まで、一時帰国していました。

一番の目的は、広島に行くことでしたが、せっかくなので、実家も寄ることにしました。

私の実家はJR東海道線の某駅の近くにありますが、電車の運賃を計算したら、結構な額になることは予想できました。

というわけで、今回はJapan Rail Passを利用しました。

このパスは、外国から「短期滞在」の入国資格により観光目的で日本を訪れる外国人旅行者対象の特別な切符で、期限内ならJRに乗り放題というかなりお得な切符です。

ですが、ある条件を満たした日本国籍の人も使えます。

その条件とは

日本国籍をもって日本国外に居住し、下記条件を満たす者で

a その国に永住権をもっている場合

または

b 日本国外に居住する外国人と結婚している場合

です。

私はbに該当するので、タイでJapan Rail Passの引換証を購入し、日本でチケットを入手しました。

チケットを引き換えたのは、羽田国際空港にあるJR EAST Travel Service Centerです。

引き換えできるのは、朝7時45分から。7時の時点で行ったら誰もいなかったので、ぶらついて、また、7時半頃行ったら、引き換えを待つ外国人旅行者の列ができていました。

私はおそらく10番目ぐらいだったと思います。

引き換えの手続きは、ちょっと時間がかかります。8時過ぎになって、私の番になりました。

上の条件bの場合、以下の3つを証明する書類の提示が求められます。

1 外国人と結婚していること
2 本人が日本国外に居住していること
3 配偶者(外国人)が日本国外に居住していること

1は戸籍謄本の写しを見せました。 
2は在職証明を見せましたが、現住所が分かるものがないか、と聞かれました。大使館発行の在留証明を見せようと思いましたが、持ってくるのを忘れていました。やばいと思いましたが、たまたま、違う書類に現住所がわかるものがあったので、クリアできました。
3は嫁のパスポートを見せましたが、やはり住所がわかるものを見せてほしいと言われました。タイ語表記でしたが、公共料金の領収書を見せました。

係員は、もちろんタイ語が読めませんが、なんとなく字の形を見て、確認してくれました。

こんな手続きを踏んで、もらえたのが、これです。

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これで、大体のJRには乗れます(今回は、JRバスも利用しました)。

私がパスを引き換えた8時10分頃、引き換え所の外には、20〜30組の外国人旅行者が並んでいました。
もし、朝の便で羽田に着いたら、すぐ引換所に行って並んだ方がいいと思います。もちろん7時45分以降に到着する便だったら、引き換えまでにかなり時間がかかるのを覚悟しておきましょう。または、違う引換所まで行ってしまうという方法も考えられます。品川駅とかね。


今回初めて知ったのですが、羽田から浜松町までのモノレールも無料で乗れました。

私が購入したのは、7日間有効で、29,110円です。

使ったのは3月17日から22日までの6日間でしたが、この6日間で乗った電車・バス・モノレールの運賃を計算したら、

54,130円でした。

指定席も3回利用しましたし、いつもならあまり使わない、成田エクスプレスも利用しました。

短期間でいろいろな所に行く場合、このJapan Rail Passはかなりお得です。

でも、たいていの日本人は利用することはできませんが・・・。



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