今年の誕生日(9月)で、タイの自動車とバイクの運転免許証が切れるので、今日、更新の手続きに行ってきました。
以前は誕生日が来ないと更新できなかったのですが、数年前から誕生日の3か月前から更新できるようになりました。
8月から新学期も始まるので、時間がある夏休みのうちに済ませたいと思って行ってきました。
タイで運転免許証を交付しているのは、陸運局です。ピサヌロークには陸運局が2カ所あります。免許の更新はどちらでもしているので、郊外のほうではなく中心部のほうの陸運局へ行きました。
実は事前に免許更新について直接問い合わせをしていましたので、必要書類の不備もなく、手続きは比較的スムーズに行きました。
私が持っているのは5年間有効の免許証です。この免許証をさらに5年更新するには以下のような書類が必要です。
1. バスボートのコピー(写真のあるページと有効ビザのスタンプがあるページ)
2. 労働許可証のコピー
労働許可証がない人は、在タイ日本国大使館が発行する在留証明書で大丈夫です(現住所を確認するために必要)。
それから、事前に講習の時間も調べておきました。自動車の免許の更新に必要な講習(1時間のビデオ鑑賞)は10時からと14時からあります。
私は10時の講習に間に合うようにと、9時半前には陸運局に到着しました。
手続きをしようと番号札を取ると、57番でした。結構たくさんいてちょっとびっくり。
必要な書類を提出し、申請書に名前と連絡先を記入したら、別室へ行くように促されました。
講習の前に、運転に関わる身体能力の検査を受けなければなりません。
部屋に入ったら、30番台の番号札を持っている人が検査を待っていました。
検査を担当していてる職員が一人しかいないので、なかなか検査が進みません。
10時ちょっと前に私の番が来ました。
まず、色の識別の検査(ทดสอบการมองเห็นสี ที่จำเป็นในการขับรถ)です。信号の色である緑,黄、赤が識別できるか試されます。色盲を検査するような表の中の色を職員が指すので、その色を答えます。
それから、反射神経を測る検査(ทดสอบปฎิกิริยาเท้า (ความสามารถในการใช้เบรคเท้า))です。足元にあるアクセルを踏み、赤信号になったら、ブレーキを踏みます。遅すぎると不合格です。
次に、深視力を測る検査(ทดสอบสายตาทางลึก)です。離れたところにある箱の中に、同じ大きさの白い棒が入っています。左側の棒を職員が奥にずらした後、その棒を右側の棒と並ぶように移動させます。右の棒より奥で止めてもだめだし、手前で止めてもだめです。前後1インチ以内におさめなければなりません。
最後に視野の検査(ทดสอบสายตาทางกว้าง)です。半円状の器具の中心部に鼻を当てて、正面を見ます。左右に緑か黄か赤のランプが点灯するので、その色を答えます。ランプは正面から75度のところにあって、つまり、正面を見ながら150度の視野があるか試されます。
今回私は視野の検査に手こずりました。何回かは光自体が見えなくて、危うく不合格になるところでした。もしかしたら、眼鏡なのでうまくみえなかったのかもしれません。または、年のせいかも。
身体能力検査の実際はYoutubeでも見られます。
なんとかすべての検査に合格して、また最初の部屋に戻り、料金を払いました。ただ、10時からの講習はもう始まっているので、午後の講習に参加するように言われました。
14時までは時間があるので、一旦帰宅し、午後再度陸運局に行きました。
1時間のビデオを見ました。内容は、実際の事故の映像、起こりやすい事故の解説でした。同じこと繰り返しが多く、途中かなり眠かったです。
講習が終わったら、写真撮影。ものの5分で新しい免許証が交付されて、すべての手続きが終了。
今回かかった費用は以下の通りです。
★バイク
申請書 5バーツ
更新料(5年) 250バーツ
記載事項変更料 50バーツ
カード作成料 100バーツ
★自動車
申請書 5バーツ
更新料(5年) 500バーツ
記載事項変更料 50バーツ
カード作成料 100バーツ
全部で1,060バーツでした。結構かかりますね。
私の前の免許証にはバンコク滞在時の住所と当時のパスボート番号が
書いてあり、それを変更するのに別途50バーツずつ取られました。
午後ちょっと陸運局の中を散歩してみまたした。敷地内に子供達に交通ルールを教える道路コースがありました。トヨタがスポンサーだと思われます。タイらしくてかわいいコースでした。