うちの洗濯機、いつの日からか、洗濯槽に水がたまらず、常に排水されるという症状が続いていました。少しずつ漏れ始め、最近ではだだ漏れでした。ま、1年以上はこんな感じでだましだまし使っていました。
が、数日前ヨメが「いよいよだめになったみたい。水か流れっぱなし」というので、もう寿命かな、そろそろ新しいのを買わないといけないかなと思いました。
うちで使っているのは2槽式のやつで、2006年の10月ごろ買ったものです。ちょうど8年たったところです。
そんなわけで、以前から欲しかった日立の全自動洗濯機をいろいろ比較していました。
が、もしかしたら修理したら直るかもとふと思い、ネットで修理方法などを検索してみました。
参考にしたのは、「洗濯槽の水が抜ける(2槽式洗濯機・半自動洗濯機・全自動洗濯機)」というページです。
とにかく排水弁を見つけ出そうと思いました。
洗濯槽は分解できそうなところがなかったので、洗濯機の裏側の蓋を開けました。すると、それらしき部位がわかりました。
蓋を開けると、ゴム製の排水弁を発見。取り出してみると、8年分の汚れがこびりついていました。
上の修理方法にしたがって、まず排水弁の掃除をしました。
その後で、元通りに戻し、洗濯槽に貯めた水が漏れるかチェック。
結果は、ダメ。まだ漏れていました。
ということは、このゴム製の排水弁が摩耗していて、新しいのと取り替えなければいけないなという結論に達しました。
ホームセンター2軒、見て回りましたが、それらしきものは売っていません。でも、2軒目でこのパーツはチュンポン・エレクトロニクスという店で売っているよという情報を得て、早速行ってみました。
店員にこのパーツの写真を見せると、「どのメーカーの洗濯機ですか」と聞かれ、「LG」と答えると、「こちらです」と案内されました。そこには求めていたパーツがずらりとありました。LG製の洗濯機の場合、大きいタイプと小さいタイプの2つありましたが、あらかじめ採寸していたので、大きいタイプと分かりました。それから、店員がこの排水弁についている白いプラスチックのパーツも紹介してくれたので、それも新調しました。
実は最初に部品をばらすときに、このパーツの一部を壊してしまいました。長年使ってプラスチックの強度も落ちていたのでしょう。
排水弁(ยางปล่อยน้ำทิ้ง)は25バーツ、プラスチックのパーツ(จุกดึงน้ำทิ้ง)は35バーツ。安く部品を手に入れ、かなりうれしくなりました。
だって、新しい洗濯機を買うとなると、8千〜1万バーツぐらいの出費を覚悟しなければなりません。ないと困るので、必要経費ですのでしょうがないですが、ちょっと痛い出費です。それが60バーツで済むなんて。
いや、まずは部品を取り替えて、ちゃんと使えるかを確認しないと。
家へ帰って、早速新しい部品に取り替えて、洗濯槽に水を貯めました。
やったー!成功!
全く水が漏れません。
ということで、無事洗濯機が修理でき、かつ出費も控えることができ、うれしい祝日(チュラロンコン大王祭)となりました。
新しい部品を設置する前に、古いのと比べてみました。
左側が古いやつ、右側が新しいやつ。
新しいやつの方が、直径が長いです。つまり、古いのはゴムが摩耗しています。
新しいやつの上に、古いやつを載せてみると、新しいものの外側の溝にちょうどはまりました。全体で4〜5ミリは摩耗していたみたいです。
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